「梅栗植えてハワイに行こう!」のキャッチフレーズのもと、昭和36年、農業革命ともいうべき第一歩、NPC運動の取り組みが大山町で始まりました。急こう配地が多く、農地に恵まれているとは言い難い状況の中、梅や栗などの果樹農業を盛り立て、大山の梅は有名になっていきました。 父の時代に始めた梅の生産を受け継ぎ、10年。昔ながらのおばあちゃんが漬けたすっぱくてしょっぱい梅干しを変わることなく作り続けています。最高の品質を保つため、梅の収穫からこだわりの天然海水塩を使った漬けこみ、商品販売まですべての工程を自社で行い、香り高く汁の多い“芳香赤紫蘇”も栽培しています。 梅づくりで大変なことは日々の管理。いい梅を作るため、病気にならないよう愛情込めて、一粒一粒丁寧に扱っています。 現在、仕込んでいる梅は約40トン。紫蘇を作っている畑が少ないこともあり、これが梅干しを生産できるギリギリの量です。大分県内、福岡、関西、関東方面に出荷するほか、大山町の学校給食で子どもたちも食べてくれています。 ありがたいことにリピーターも多く、新規顧客獲得のため、物産展に参加するなど、大山の梅干し矢野農園自慢の「豊乃紅梅(とよのこうばい)」を幅広く知っていただく努力も欠かせません。また、平成7年に全国梅干しコンクールで日本一に輝いたことを誇りに、これからも皆さんに喜ばれる変わらぬ味を守り続け、さらに農地を増やし、出荷地域を日本全国へと広げていきたいと考えています。 |
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![]() ■会社概要 ●法人設立日/平成22年6月 ●組織形態/1戸1法人(役員3名) ●事業種類/梅干し、梅製品の製造・販売 ●資本金/300万円 ●経営規模/1.5ha ●就業時間/8時〜17時 ●休日/日曜 ●雇用/社員2名、パート3名 ●福利厚生/労災保険、雇用保険 |
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■交通アクセス 日田I.C.から国道212号線を大山方面へ。 道の駅水郷の里おおやまを過ぎ、すぐを右折。 |
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